アスファルトを粉砕する重機の音で目が覚めた。
時計を見ると、まだ9時だ。
眉間に皺を寄せながら煙草を咥え、コーヒーの湯を沸かす。
公共の工事だから仕方がないが、休みの日は昼まで寝ていたかった。
深いため息と紫煙を吐き、スマホを手に取る。
「今日は曇りだ…」カーテンを開けなくても、すき間から射し込む濁った光でだいたい分かる。
メールを読み終えてホーム画面に戻すと、自然と『万年筆を模したアイコン』が目に入った。
【はてな】
アイツは…今日も、笑顔でクッキーを配っているのだろうか…。
嫌われまいと愛想を振りまいて、
星の形をしたクッキーを配っているのだろうか。
(ーoー)y~~~
見るまでもないか…
今日も交換した義理のクッキーを…
噎せながら口一杯頬張っているに違いない。
奴のように何でも受け入れてしまう臆病者は、変態しながら堕ちていくだけなのだ。
アイツが完全な『
おそらく時間の問題だろう。
先月に引き続き、短時間稼働の調子は非常に良い。
念願の中段チェリーも拝む事が出来ました。
しかし、負ける時は自分の中で何かが狂い出し、たっぷり閉店まで時間をかけて負けちゃいます。
でも、暴走した日は心身共に激しく疲労し、泥のようにぐっすり眠れる。
まるで、深海にいるようだ。
静か過ぎる正午に、ゆっくりと目が覚めた。
どうやら、工事の作業員たちは昼食に行っているらしい。
カーテンのすき間から射し込む光で、今日は晴れているのが分かる。
穏やかで、清々しい目覚め (^-^)
煙草に火を付け、熱いコーヒーをすする。
そして私はスマホを見て呆然とした。
会社からの着信が4件。同僚から2件……………。
マズイ…
今日は
休みの日ぢゃねえ……!!!((((.;゚;:益:;゚;.)))